第2章


フラフラァ(((。o゜))))((((゜o。)))


家に帰ったクッキーは
重いショコラを担いで来たので、へとへとになっていました。




しかし、クッキーには

持参金

の一言が脳裏にあったので、
気分はルンルン
♪ d(⌒o⌒)b♪♪ d(⌒o⌒)b♪


ショコラはショコラで
辺りを キョロキョロ (・_・ ) ( ・_・) キョロキョロ 


「えっ、ここが地球の・・・お城・・・???」


が、しかし、お腹が空いてることを思い出したショコラは、
気を取り直して
「何か食べさせてくれなぁい?」







クッキーが食べ物を出すと、
ショコラは脇目も振らず、食べ尽くしたのであった・・・。


「えらい物を拾ってしまった・・・ (゜O゜;)」
と、ちょっぴり後悔したクッキー。




持参金のことを早く聞きたかったのだが、
ぐっとこらえて、
とりあえず

「何処からどうやってきたの?」
「ご趣味は?」

と当たり障りのない質問から始めたのであった。


月のお城ってどんなの?」
ちょっと地球のお城とは違うの。」






重い気分でクッキーは
月の生活とか色々と尋ねるのであった。

「どうして、月から来たんだ?」
「餅つき姫っていうのは・・・?」

「話せば長くなるわ・・・でも早い話がリストラ。
餅つき姫は役職名よ〜。
かぐや姫様に捧げるお餅をつく仕事だったのよ〜♪



「でもね〜。
ちょこっとお餅のつまみ食いしたら
見つかっちゃってね(×_×;)
不況も手伝って、リストラよ、リストラ!」


それで仕方がないから、竹ロケットに片道の燃料を乗せて、
新天地を求めてやってきたの・・・」






w(☆o◎)wガーン





「ウサギが餅つきしてたんじゃあ、なかったんだ・・・。」

「シルエット、似てるものねぇ・・・。」

「あの〜それじゃぁ〜お礼・・・とか、持参金・・・とかは・・・?」

「あ、そうそう、お礼をするの忘れてたわ!!」






いきなりクッキーの首筋に・・・・



「ひぇ〜、な、なんなの〜???」



「これが、親愛の情を込めた私たちのお礼よ〜ん。
これからもよろしくね〜ん♪」




「よろしくって言われても・・・・」



・・・/(-_-)\ こまった〜・・・



「うちは貧乏だし、もう帰ってくれない!?」

「だってぇ〜帰る方法がないものぉ・・・」





  帰る方法?


かえる?



カエル!!!








「そうだ!!
裏山に大きなカエルがいてね、
あのジャンプ力ならひとっ飛びだと思うな!!」






と言うなり、大きなカエルを捕まえたクッキー!

ショコラ元餅つき姫に乗り方を教えようとするのであった・・・






「う〜ん、暖かいわねぇ〜(^。^;)」




お、おい・・・( ̄□ ̄;)!!



「・・・・・な、何やってるんだい?・・・・・」




はたして、このアイデアの行方はいかに・・・・



        

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