水草の殖やし方とトリミング

 水草にも成長の早いものと遅いものがあります。成長の早いもののメリットは、魚に対して有用な酸素・フィットンチッドを多く出し、また窒素を吸収してくれます。しかし、成長が早いものは光を遮るので、遅い植物は成長阻害をおこします。
 そこで、毎週バランスを取るために、不要な分のカットが必要となってきます。しかし、根を動かすと枯れたり、成長が止まったりするものもあるので、ケースバイケースとなります。
 根を動かされるのが嫌いな植物としては、コウホネ類・エキドノルス類・タイガーロータスなどがあります。
また、これらの植物は肥料を要求します。
 赤色系・細い葉のタイプは育成が難しく、また成長が遅いものが多いので、二酸化炭素・大光量が必要となります。

ブリクサ・sp イネのように分蘖を繰り返し増える。 株を分けることにより、増やせる。
クリナム・アクチカ・ナローリーフ サトイモの仲間。塊茎から脇芽がでる。 取り外して、植える。
パロット・フェザー たえずトリミングが必要。 各種の長さに切り、長いのより奥から植える。
ラージリーフ・ハイグロフィラ とにかく名前のとおりでかくなる。 枝を切るようにして、挿せば簡単に増える。
レッド・ミリオフィラム 以外としっかり根を張る。 適当な長さにカットして、挿し植えする。
ロタラ・ハイグロ 次々と脇芽を出し、葉はピンク色 脇芽を取り、適当な長さにカットして植える。
レッド・フレーム ランナーをハサミでカットして、植える。
トリミング前 トリミング後

    

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